九州大学 電子材料工学研究室 (ITAGAKI LAB)

 第4次産業革命による産業構造の変化に伴い,付加価値を生み出す競争力の源泉が,『モノ』や『カネ』から『ヒト(人材)』,『データ』に急速に移行しています. あらゆる分野でITとの組み合わせが進行する中で,『データ』の蓄積と利活用を実現する基盤としてのハードウエアならびに人材の重要性が急速に高まっています. 本研究室では,以下の研究を通じて,このニーズに応える優れた研究成果を創出するとともに,世界に通用する人材を育成します..

エキシトンが情報を伝達し記憶する革新的古典/量子デバイスの創製

本研究は,「電子-正孔が再結合する過程 (=中間状態)としての準粒子」として扱われてきたエキシトンを「情報担体」として進化させ,その伝導および記憶を利用した革新的古典/量子デバイスの創製を目指すものです. それらは,光との速いインタラクションと,電子デバイス並みの高い集積性を併せ持ち,光・電子集積回路や,室温汎用量子コンピュータの実現を可能にします. 本研究では,研究室オリジナル材料である「ZION」を用いて,上記デバイスの鍵となる「室温・長寿命エキシトン」を実現します. これにより,エキシトンをキャリアとする新概念トランジスタや,高い制御性と長いコヒーレンス時間,室温動作安定性を兼ね揃えたかつて無いエキシトン量子ビットを実現します. 本研究は,新学術分野「エキシトニクス」の源流になるとともに,全てのデバイスが光配線でつながった古典-量子ハイブリットコンピューティングの先駆けになると期待されます

古典-量子ハイブリットコンピューティング

レアメタルを用いない高効率・低コストLED/ 透明導電膜の開発

酸化亜鉛は資源が豊富で環境・人体への影響が小さく、絶縁体から金属的な伝導まで制御できることから、ディスプレイやタッチパネル、太陽電池等に欠かせない透明導電膜や、LED等の発光材料として期待されています。 しかし、その性能はレアメタル系材料に比べて低く、本格的な実用化には到っていません。 本研究ではプラズマを用いた全く新しい半導体作製技術により、レアメタル系材料に匹敵する高性能光/電子デバイスを実現します。

ZnO

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